三重県の
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三重県の不動産事情について

三重県は日本のほぼ中央の太平洋側に位置しています。山々や内陸部の盆地、長い海岸線など多彩な地形があり、豊かな自然に恵まれています。海と山の豊富な自然に恵まれていることから、農業と漁業が盛んです。そのため伊勢海老や松坂牛をはじめ魅力的な海と山の幸があります。
伊勢神宮や、忍者発祥の地と言われる伊賀エリア、二見浦、世界遺産である熊野古道、ナガシマスパーランド、なばなの里、志摩スペイン村、鈴鹿サーキットなど、観光スポットが 数多くあります。そのため三重には国内外から多くの観光客が訪れます。

県北部の北勢エリアには三重県下で人口が最も多い四日市市や鈴鹿市などがあり、製造業が盛んに行われていて、経済産業の中心地となっています。名古屋 などの中京圏へのアクセスが良いこともあり、県内で最も人口が多いです。その他に中勢エリア、伊勢志摩エリア、伊賀エリア、東紀州エリ アがあり、エリアごとに異なる特徴があります。

三重県は昭和58年以降に住宅数が世帯数を上回り、それ以降ずっと住宅供給過剰の状況が継続しています。とくに県南部の人口減少や高齢化の進行が著しく、空き家の解体工事などが増加していくと予想されています。

三重県内の最新不動産売却動向は、以下の通りです。
直近の取引から、高値で売却するための重要ポイントをまとめています。

三重県の空き家事情

三重県の空き家率は15.2%で、全国平均の13.6%と比較しても多いといえます。
全国の空き家は全体的に増加傾向にあり、2030年代に向けて更に増加していく可能性が高いと言われていますが、
三重県内でも同じ傾向があります。

※出典：平成30年住宅・土地統計調査

三重県の最新の地価動向

三重県内で土地の値段が最も高い地域は、伊勢市で5万7338円/㎡、次いで四日市市の5万5078円/㎡、桑名市の5万4383円/㎡、朝日町の5万1175円/㎡、津市の5万0812円/㎡です。
一方、三重県内で土地の値段が最も低い地域は大紀町の8436円/㎡で、度会町の1万0637円/㎡、大台町の1万1768円/㎡、紀北町の1万5300円/㎡、御浜町の1万8000円/㎡が続きます。
公示地価の最高値と最安値の差は6.84倍とかなり大きいことがわかります。
2023年最新の三重県内の地価公示地価金額は平均4万4763円/㎡であり、前年と比較をするとその変動率は-0.17％と下落しています。
三重県の公示地価ランキングは47都道府県中33位と下位に甘んじています。
三重県内の地価は、過去20年で横ばいながらゆっくりと下降傾向にあり、売却を検討している方は早めの決断が求められると言えます。

三重県で行われた不動産取引価格（土地のみ）

三重県における土地取引価格は、2022年のデータで、平米単価で2万6410円/㎡、坪単価では8万7306円/坪です。
前年と比較をすると変動率が+0.91％と微増しています。
三重県の不動産取引価格（土地のみ）の平均は横這いですが、ゆるやかに下降傾向にあるため、これ以上地価が下がる前に売却をご検討した方が良いでしょう。

三重県で不動産売却するときの重要ポイント

三重県で不動産売却にかかる期間は、最低でも3カ月程度は見ておいた方がよいでしょう。
特に不動産は環境要因に左右されやすく、三重県の不動産もその影響を大きく受けます。
余裕をもって見積もりや売却先の相談を進めておきましょう。

※出典：平成30年住宅・土地統計調査
　引用：株式会社Land Price Japan