目隠しフェンスの隣家とのトラブル対策!高さや境界の注意点とは?

相続

2021年12月20日公開

目隠しフェンスの隣家とのトラブル対策について解説します。目隠しフェンスを設置する際に、どのような点に注意すればいいかを紹介!隣家との境界や共有ブロック、種類や高さについてまとめています。目隠しフェンスのトラブルを防ぎたいときに、参考にしてください。

目次

  1. 目隠しフェンスで隣家とトラブルになるのを防ぐには?
  2. 目隠しフェンスで隣家とトラブルになる理由
  3. 目隠しフェンスによる隣家とのトラブルを防ぐ方法
  4. 目隠しフェンスを設置する際の注意点
  5. 目隠しフェンスの隣家トラブル回避には事前の確認が大切!

目隠しフェンスで隣家とトラブルになるのを防ぐには?

隣家との間に設置する目隠しフェンスが原因で、トラブルになることがあります。目隠しフェンスは家の目隠しや、印象を変える効果がありますが、隣家の敷地に非常に近いのが注意点です。

目隠しフェンスを設置する際に、どのような点に気をつければよいのでしょうか?目隠しフェンスを設置する際のトラブルの原因や、重要な境界や共有ブロックに関する情報をまとめています。目隠しフェンスを設置する際の参考にしてください。

目隠しフェンスで隣家とトラブルになる理由

理由①共有ブロックや境界線上に無断で設置した

目隠しフェンスを設置する際に、共有ブロックや境界線上に無断に設置するのは、トラブルの原因になります。この共有ブロックは、自分だけのものではなく、隣家との両方に所有権があるのです

そのため、一方的に目隠しフェンスを取り付けると、相手の所有権を侵害するおそれがあります。費用の負担に関しては、片方がすべて払うこともあれば、折半することもあるので、事前によく話し合っておきましょう。

理由②設置後の印象・影響がイメージと異なっていた

事前に隣家と共有ブロックや境界の確認を取っていても、設置後にイメージが異なることで揉めることがあります。目隠しフェンスの種類が想定していたものと違う場合です。

例えば高さや厚みなどがイメージと異なり、圧迫感を感じてしまう時です。以前までは開放感があった風景が、目隠しフェンスによって閉鎖感を感じることもあるでしょう

時間が経てば慣れることもありますが、隣家としては「以前のほうが良かった」という不満が生まれます。予め高さや見える風景の変化を試した上で、設置するのがおすすめです。

理由③フェンスの種類が適切でなかった

基本的にフェンスは裏表があり、隣家側は裏側になります。この裏側が自分の家に向くことに対し、不満を感じてトラブルになる事例もあるのです。そのため、境界線上に使用するフェンスは、両面が表仕上げになっているものを選びましょう

目隠しフェンスによる隣家とのトラブルを防ぐ方法

方法①境界の調査・境界標の設置

目隠しフェンスを設置する際に、隣家とのトラブルを防ぐ方法を確認しましょう。まず大切なことは、隣家との境界の調査と境界標の設置です。

自分の敷地がどこまでかを調査し、隣家との間に「隣地境界線」を設置しましょう。基本的に住宅を建てるときには最初から設置されているものですが、改めて自分の家と隣家の間に隣地境界線があるか確認してください。

もし境界標が曖昧だと感じる場合は、土地家屋調査士に調査を依頼しましょう。このときも一方的に調査をするのではなく、隣家と境界標の再調査を行いたい旨を伝えて行ってください。

方法②種類・デザインに注意する

目隠しフェンスはさまざまな種類が存在します。格子状のものや、スモークがかったものなど、いろいろなタイプがあるのです。自分が設置したいタイプを隣家に伝え、相手もそれを受け入れてくれるか確認しましょう

圧迫感を与えにくい高さや色を選ぶ

フェンスを設置すると、以前よりも圧迫感が生まれます。特に高さが2mを超えると、隣家は圧迫感を感じて、不満を感じることがあるのです。また、色合いやフェンスの隙間などによっても印象が異なります。

元から2mのフェンスがあるのと、あとから設置されるのでは大きく印象が異なるため、視界の変化を事前に試しておきましょう。

風通し・日差しの確保

高さと同時に注意が必要なのは、風通しや日差しの確保です。フェンスの隙間が無いものでは、光が入らず、暗さを感じるようになります。また、風通しが悪くなり、夏場に暑さを感じやすくなるでしょう。

風通しや日差しの変化によって、育てている植物などにも影響が出ます。こういった理由からも、一方的に目隠しフェンスを設置するとトラブルになるので注意してください。

方法③隣家に事前に挨拶を行う

どのようなフェンスを設置するにしても、事前の挨拶と許可を取ることが重要です。交流が少ない場合はもちろんですが、普段から仲の良い隣家でも必ず許可を取りましょう

また、現状を確認し、フェンスの設置後に破損などが無いことを確認するようにしてください。相手の了承が得られない場合は、目隠しフェンスの設置を断念することも重要です。

目隠しフェンスを設置する際の注意点

目隠しフェンスの高さや設置場所に規定はある?

目隠しフェンスの高さは制限があるので注意しましょう。基本的に境界塀の高さは2.2m以下にしなければなりません。そのため、元からあるブロック塀を併用する際は高さに気をつけましょう。

目隠しフェンスの高さは制限があるので注意しましょう。基本的に境界塀の高さは2.2m以下にしなければなりません。そのため、元からあるブロック塀を併用する際は高さに気をつけましょう。

既存のフェンスに高さを足すのは危険

DIYで既存のフェンスの高さを変更する方法もあります。しかし、既存のフェンスを高くするのは、強度的に危険性があるので注意が必要です。平時は問題が無い場合でも、台風などの強風によってフェンスが崩壊することがあります

フェンスは高さに合わせて柱が設計されているため、より高いものを設置すると耐えられないことがあるのです。近年はDIYでさまざまなものを自作する人が増えていますが、既存のフェンスの高さを変更することは避けましょう。

目隠しフェンスの隣家トラブル回避には事前の確認が大切!

目隠しフェンスは隣家と接している位置に設置するため、どうしてもトラブルが発生しやすいです。共有ブロックや境界標を確認し、相手の敷地を侵害しないようにしましょう。また、必ず事前に挨拶や設置の許可を取るようにしてください。

設置する際は、高さや種類などを検討し、隣家とも相談を行いましょう。事前の確認を取ることが、目隠しフェンスの隣家トラブルを防ぐ一番の対策です。

この記事のライター

浅倉恭介

ギターや写真撮影、野球やコンビニの新商品が好きです。特にコンビニは自身が勤めていたこともあり、今でも新商品チェックはやめられません。そういった情報を発信するサイトを運営していたこともありました。また、趣味で山の中にある家を改装中でぽつんと一軒家を楽しんでいます。昔からパソコンを触るのが好きで、自作パソコン作りをするなどガジェット系の情報にも興味を持っているので記事に活かしたいです。一足先にWindows11に変更するなど、新しいことにはガンガン挑戦するタイプですので、ビジネス関係の最新情報もどんどん吸収して、みなさまに発信していきます。

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