新築時「ハイドア」を検討してみませんか?「背が高いドア」の魅力を徹底解剖

解体工事

マイホームを新築しようと考えたとき、注文住宅であれば、間取りや設備についてはたいていの人がじっくり時間をかけて吟味し、慎重に検討することでしょう。

しかし、建具、つまり「ドア」のことまで細かく考えることはなかなかないかもしれませんね。設置場所、色合い、デザイン、その程度をさっと検討するだけで、そこまで重視するものではないと思われがちです。

ここで「ハイドア」というものの選択肢をご紹介すれば、もしかしたらその考えは少し改まるかもしれません。ドアひとつでもこんなに重要だったのか、という気づきがあれば幸いです。

ハイドアとは

「背の高い」ドア

ハイドアとは、その名の通り「背の高いドア」のことです。一般的・標準的なドアの高さは2メートル程ですが、それよりも高さがあるドアを指します。

ハイドアの種類

高さによる種類

前述したように、「2メートルを超える」高さのものをハイドアといいますが、その中でも床から天井まで達するハイドアを特に「フルハイドア」と呼びます。

ただ、近年は「ハイドア」といえば「フルハイドア」を指すことが多いようです。つまりハイドア=天井まであるドア、というイメージが一般的になっているということですね。

ここでも単に「ハイドア」と記述するものは「フルハイドア」を指すと認識して読み進めてくださいね。

枠組みの有無による種類

一般的なドアには、「枠」があります。

片開き戸であれば、ドア上方の「上枠」、横にある「横枠」、場合によってはドア下部の「沓摺(くつずり)」と、3~4部分に枠が存在しています。

引き戸の場合は、上枠を「鴨居(かもい)」といい、下部は「敷居(しきい)」でここにレールを乗せて、戸が横に滑るように開きます。

ハイドアは、この「枠」を設置しないタイプが多くなっています。天井までの高さがあるゆえのスッキリ感をさらに強調するために、枠なしにするのです。

もちろん、ハイドアでも枠を設けるタイプもあります。素材感を残したいというような場合は、あえて枠ありを選ぶのもいいでしょう。

開き方の種類

近年はハイドアのラインナップも豊富になり、いわゆるドアのイメージである「片開き戸」、ふすまのように横方向に滑らせて開閉する「引き戸」、クローゼットなどで採用される「折れ戸」など、さまざまな形のハイドアが用意されています。

これによって、通常のドアと同じように、部屋ごとにドアの形を選ぶことが可能です。

ハイドアのいいところ

近年人気の高まっているハイドアには、どのような魅力があるのでしょうか?

インテリア性が高く高級感がある

大きくゆったりとしたたたずまいが、スタイリッシュで高級感のある印象をかもし出します。

それでいて、壁と同系色にすることでドアの存在感をひっそりと部屋に溶け込ませることもできます。閉めていれば重厚な壁のように見えるけれど、開け放てば空間に広がりとつながりをもたらせてくれる、非常に高いインテリア性を演出できるアイテムなのです。

開放感を生む

ハイドアのメリットとして、第一に挙げられることの多いものが、この「開放感」です。ハイドアの効果で開放感がもたらされる理由はひとつだけではありません。順に見ていきましょう。

開放感を生む理由その1:枠組みのラインがなくせるから

部屋に開放感を出すには、「ライン」、要するに「区切り線」を極力少なくすることが重要です。

ドアを囲む「枠」があると、部屋全体を見渡したときにそれがラインとして印象に残り、ドアを開け放しても壁にラインが残ってしまうことで、スッキリした見た目になりづらいものです。

枠のないハイドアであれば、このラインの問題がほとんどなくなります。ドアを開けても内と外のつながりが失われず、目線が抜けて、開放感につながるのです。

開放感を生む理由その2: 下がり壁(垂れ壁)がないから

通常のドアは、ドア上部から天井までの部分に壁が存在します。そこを下がり壁(垂れ壁)といいます。

ハイドアには、それがありません。天井までドアが伸びているため、必要がないのです。

下がり壁がなければ、ドアの向こうが目に入ったときに、目線を遮るものもなくなります。こちらの天井が向こうに伸びていく、という感覚なることで、閉塞感や圧迫感がなく、開放感が生まれるのです。

また、下がり壁も前述した「ライン」のひとつです。下がり壁によってできてしまうラインをなくすことで、よりスッキリした部屋の広がりを感じられるのでしょう。

開放感を生む理由その3:天井が高く見えるから

ハイドアにすると、その背の高さゆえ縦の線が強調され、それによって天井が高く見える効果も出ます。目線が上の方にも広がり、スッキリと開放感につながります。

開放感を生む理由その4:空間につながりを持たせられるから

たとえば、リビングのすぐ横に和室を設置するとします。

仕切りとなる引き戸がハイドアであると、下がり壁がないことによってリビングと和室が一続きになったような開放感・一体感が生まれます。

これが通常の下がり壁のある引き戸だとしたら、フルオープンにしてもそこまで広々とした感覚は得られないでしょう。

天井までの高さがあるハイドアは、閉めているとまるで壁があるかのような存在感を放ち、和室の存在を一切感じさせないほどですが、いざ開け放つとリビングと和室につながりが生まれ、広い一部屋が生まれたようにも思えます。

収納部分の最上段(枕棚)にものを出し入れしやすい

奥行があまりない収納部分だと、最上段の枕棚と呼ばれる高い位置にある収納棚にものを出し入れする際に、下がり壁が邪魔になって難儀したという経験はありませんか?

大きなものであればなおのことです。ななめにして、下から支えるようにして入れなければならないし、重ければさらに一苦労ですよね。

収納扉を、下がり壁のないハイドアにすれば、この悩みも一発で解消できてしまいます。ただでさえ高いところのものの出し入れは大変なので、これは大きなメリットといえるでしょう。

ハイドアのデメリット

ハイドアにもメリットだけではなく、もちろんデメリットは存在します。こちらもきちんと把握して、検討材料のひとつにしておきましょう。

ドア単体としては高価である

大きさがあるため当たり前とはいえますが、通常のドアよりも単価は高くなります。メーカーやグレードにもよりますが、通常のドアが2~4万円であるところ、ハイドアであれば6~10万円ということも珍しくありません。

住まいにおいて、ドアは1枚のみで済むものではなく、何枚も必要になります。数が増えればそれだけ単価の差は大きく響いてきます。予算との兼ね合いによる検討が必要となってくるでしょう。

開閉が重い

特に片開き戸の場合、開けるとき・閉めるときに重さを感じることがあります。これは一般的なドアよりもサイズが大きいという理由がもちろん挙げられますが、さらに「空気抵抗」の重みも加わるからでしょう。大きければ、それだけ空気の抵抗を受け、それが重さとなって感じられてしまうのです。

反りやすい

木製のものは、経年で反ってきてしまうという特性があります。

一般的なドアでも、設置から長い年月を経ると少しずつ反ってきて、開閉がだんだんしづらくなってくるものですが、ハイドアは一般的なドアよりも高さがある、つまり長尺です。その分、短いドアよりも反りやすいといわれているのです。

メーカーではその弱点を克服すべく、日夜対策が練られ、品質改良も進められていますが、「一般的なドアよりは反りやすいらしい」という点は押さえておきましょう。湿度が高くなりがちな洗面所や浴室近くのドアには、特に注意が必要です。

吊戸棚やエアコンに干渉する

特に引き戸をハイドアにした場合にいえることです。天井までドアが達しているため、引き込みスペースになる部分に吊戸棚のような収納やエアコンを設置できなくなってしまいます。

片開き戸の場合は引き戸よりも深刻ではありませんが、ドアが全開しなくなってしまう恐れが出てくるでしょう。

音や光が漏れやすい

枠がないハイドアを採用すると、壁との隙間から音や光、場合によっては冷気が漏れてしまいやすくなります。

「ハイドアはトイレには向かない」と聞くことがありますが、これが理由のひとつとなっているのかもしれません。トイレ中の音が外に漏れるのでは…という心配が出てきてしまいますからね。

ハイドアを採用する際の注意点

バランスを考えないと圧迫感が出る

ハイドアは、空間に溶け込むようなたたずまいがウリである反面、その背の高さゆえ、色合いの選択を間違えると、逆にその存在感の大きさによって部屋に圧迫感を生んでしまいます。

部屋の広さやインテリアとのバランスをよく考え、ドアの色合いや素材を選ぶことが重要です。

カタログで見るだけでなく、展示場などで実物を見ることができればさらによいですね。

しっとりとまわりに溶け込ませたいと思うなら、壁と同系色を選べば失敗が少なくなるでしょう。

ドアを挟んだ内と外の天井高が違うとメリットが半減する

前述したように、ハイドアのメリットである「開放感」は、空間のつながりや広がりを持たせられることによって生まれるものです。

しかし、普段は仕切っている隣り合った部屋も、ドアを開け放すことでひとつの部屋のようにつながり、広々とした空間になるはずなのに、その部屋同士の天井高が違っていたとしたら、そのメリットがうまく発揮されなくなってしまいます。

ハイドアを取り入れる際には、間取りの設計からしっかり組み込んで検討するべきといえるでしょう。

似合わないテイストがある

基本的にハイドアは、一般的なドア同様色合いを工夫すればどんな部屋にも合わせやすいものです。モダン・和モダン・ナチュラル系など、さまざまな系統の部屋にマッチするといえますが、洋風の雰囲気の「かわいい」「おしゃれ」な部屋には、ハイドアは避けた方が無難です。

なぜかというと、そういった雰囲気の部屋づくりには、ガラスや模様が入っているような凝った装飾が施されたドアを使うことが多く、ハイドアにしてしまうとその背の高さゆえにデザインのバランスが崩れてしまうのです。

ハイドアは「スッキリ」「スタイリッシュ」な雰囲気の部屋づくりには向いていますが、前述したように色合いやデザインで逆に圧迫感のもととなってしまうこともあります。

目指す部屋のテイストに寄っては、ハイドアを採用しない方がよいこともあると知っておきましょう。

まとめ

たかが背の高いだけのドア…と思うのは大間違いです。ドアの高さだけで、これほどまでに部屋の印象を変えてしまうのか、という力がハイドアにはあります。

おしゃれな部屋づくりのため、開放感という感覚のため、だけではなく、実用的なメリットも押さえておくことで、機能的な住まいづくりの助けにもなりそうですね。

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