庭の整地にかかる費用はいくら?業者の相場やDIYの方法も!

おうちのこと

庭の整地にかかる費用と、整地方法の種類を紹介します。業者を選ぶときのポイントや、DIYに必要な道具と費用についても詳しく解説。砕石舗装や真砂土舗装など舗装の種類も紹介するので、理想に合う庭の整地方法を探してみてください。

庭の整地にかかる費用はいくら?業者の相場やDIYの方法も!

庭の整地にかかる費用やDIYの方法を解説!

庭の整地に興味がある人に向けて、整地の種類と費用を紹介します。庭の整地にはいくつか種類があり、業者に依頼する際の費用も異なります。ぜひ理想に合った庭の整地方法を見つけてみてください。

また業者に頼む場合だけでなく、DIYで庭の整地を行う方法についても紹介します。必要な道具と手順も解説するので、DIYを検討している人はぜひ参考にしてください。

整地とは?

整地とは土地を平らにして綺麗に整えた状態のこと

整地という言葉を聞いたことはあるでしょうか。整地とは、地面を整え平らな状態にした土地のことをいいます。具体的には、建築前に地固めした状態の土地や雑草を取り除いた土地のことです。

整地にするには、重機を使って転圧作業という地面を踏み固める作業を行います。土地に必要ないものを処分し、平らできれいな状態にするのです。

業者によって、どのような整地を行うかはさまざまです。整地の種類について知り、自分の庭に合わせた方法を選んでみましょう。

更地との違い

建物が取り壊された後のまっさらな土地を、どこかで見たことがあるでしょう。更地とはこのように、建物が建っていない宅地のことをいいます。

農地や山林に土地があっても、宅地でなければ更地とはいいません。また土地が踏み固められていない場合や雑草が生えている場合でも、建物がない宅地は更地と呼んで大丈夫です。更地の条件は、建物がなく宅地であることになります。

庭の整地方法の種類

種類①粗仕上げ

粗仕上げは、土地の使い方が決まっていないときにおすすめです建物を壊した際に出るコンクリートやガラスの破片を処分し、土地を平らにします。他の方法よりも比較的簡単なため、安価で行えます。

どの程度の仕上がりになるかは、業者によって差が出る部分です。ほうきなどで土地を仕上げてくれる業者もいる一方で、目立つ石などを処分するだけの業者もいます。どのような仕上がりになるかは、事前に聞いておくと安心して依頼できるでしょう。

種類②砕石舗装

砕石塗装では、粗仕上げをした後の土地に砕石を敷きます。敷く石は、天然の岩石です。この整地方法は、新しく建物を建てる場合や土地を売る際におすすめです。

砕石塗装を行うと、土地がきれいになるだけでなく地面が安定します。工事の質が上がるため、時間と費用は粗仕上げに比べると多くかかります。

似たような方法に、砂利整地があります。砂利整地は、さまざまな石や砂が混じった状態で地面に敷かれます。砕石塗装よりも石の質は落ちますがその分費用を抑えられるので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

種類③真砂土舗装

真砂土(まさど)塗装では、粗仕上げをした後の土地に真砂土を敷きます。真砂土は細かい砂状の土のため、水はけが良いという特徴があります。そのため庭でガーデニングをする時におすすめの整地方法です。

真砂土の土は細かいので、コンクリートで舗装された道に比べると耐久性は劣ります。けれど土が細かいことで、雑草が生えにくくなるメリットもあります。

種類④土間コンクリートやアスファルト舗装

土間コンクリートとは、地面に敷かれた平らなコンクリートのことです。見た目は白やグレーで、駐車場や玄関前によく使われています。アスファルト舗装は道路などでよく見る黒色の舗装で、知っている人も多いでしょう。

アスファルトよりもコンクリートの方が費用は高いですが、その分耐久性に優れ補修が必要ないことが多いです。アスファルトは、耐久性に劣り補修が必要になることがあります。また夏の暑い日はアスファルトの温度が高くなるため、路面のゆがみが起こりやすいです。

庭の整地を業者に依頼した場合の費用相場

一般的な整地の費用相場

庭の整地を業者に依頼した場合、どのくらい料金が必要なのかを紹介します。例えば20坪の庭を整地する予定の場合は、5~13.2万円ほど掛かります

具体的な金額は、業者に見積もりを出してもらうとわかりやすいです。見積もりを依頼する際には、庭の状態を撮影した写真と雑草などの処分を行うかどうかを業者に伝えましょう。また仕上がりの状態を伝えておくと、より具体的な見積もりを出してもらえます。

庭の外構整地の費用相場

庭の外構整地を行う際の費用について見ていきましょう。この場合は転圧の料金の中に、粗仕上げの料金が含まれています。料金は1平米あたり約5~6千円ほどが相場になります。より具体的な金額を確認したい場合は庭の写真を業者に送り、見積もりを出してもらうのが良いでしょう。

駐車場にする場合の費用相場

庭を駐車場にしたいと考えている人もいるかもしれません。ここではコンクリートの駐車場を作るための費用相場を紹介します。

コンクリートの厚みによっても変化しますが、目安は1平米あたり約8千~1.4万円ほどです。ちなみに車一台分の面積が約13平米になので、これを整地費用に計算すると約10.4~15.6万円になります。庭を整地して駐車場を作る際の、参考にしてみてください。

芝生を敷く場合の費用相場

庭を作る時に、芝生を敷くことを検討する人もいるでしょう。庭に芝生を敷く費用の相場は、1平米あたり約3~5千円ほどです。また事前に撤去するべきものが庭にある場合は、別途料金が掛かります。

芝生があると庭の景観が良くなり、子供の遊び場にも最適です。そのためガーデニングが趣味の人や子供連れの家族におすすめです。ただし、定期的に芝を刈ったり手入れをしたりする必要はあります。

砂利を敷く場合の費用相場

砂利は一度敷くと手入れをする必要が少ないため、検討する人が多いかもしれません。庭や門、玄関の周辺に砂利が敷かれているのを、見たことはないでしょうか。砂利を敷いた場所は人が通ると音が鳴るので、防犯効果が期待できます。

また砂利は日光を遮るので、雑草を生えにくくする効果もあります。業者に依頼するには、1平米あたり約3~4千円ほどが目安です

防草シートを敷く場合の費用相場

雑草はすぐに増えるため、定期的な処理が必要です。庭の雑草を生えにくくする方法として、砂利を敷く以外に防草シートを使用する方法もあります。防草シートは日光を遮る効果があり、雑草が生えにくくなります。

防草シートを庭に施工する費用の目安は、1平米あたり約2~3千円ほどです。また、砂利と防草シートを両方使うことでより雑草を生やさなくする方法もあるようです。庭に雑草が生えて困っている人は、これらの方法を試してみると良いでしょう。

雑草除去が必要な場合は追加費用が発生する

庭の整地を行う際、場合によっては追加で費用が掛かることもあります。追加料金が掛かるケースについて前もって知っておくと、落ち着いて対応ができるでしょう。例えば、庭に雑草が生えている場合は追加料金が掛かることがあります。

雑草は地下茎で繋がっているものもあり、スギナ、ドクダミ、カタバミなどは取り除くのが大変です。除去するには除草剤をまいたり重機で草と土をすき取ったりする方法がありますが、全て自分で行うと負担になります。

これらを業者に依頼する場合は、雑草を取り除くための費用と、取り除いた雑草や土を処分する費用が必要です

石や木の根を取り除く場合も追加費用が必要となる

整地を行う予定の庭に、大きな石が埋まっていたり木の根が地中にあったりすることもあるでしょう。そういった場合は、石や木の根を除去する必要があります。

石は大きさと重さによって撤去の費用が変わります。また依頼する業者によって費用が異なる場合もあるので、比較検討すると良いです。木の根を地中から除去する場合も同じく、大きさによって費用が変化します。これらは自分で除去するのは困難なため、業者に依頼するのが良いでしょう。

庭の整地を業者に依頼する時のポイント

ポイント①見積もりが明瞭・明確な業者を選ぶ

業者が複数あると、何を基準に選べば良いか迷う人もいるかもしれません。ここでは庭の整地を依頼する業者を選ぶときの、ポイントについて紹介します。

おすすめなのが、見積もり書に料金の内訳まで丁寧に記載してある業者です。何にどのくらいお金が掛かるのかを確認できると、依頼する側も安心できます。また見積もりや内訳の記載がわかりやすければ、業者への信頼にも繋がります。

もし見積もりを出してもらった時点で不審な点がある場合は、他の業者にも見積もりを出してもらい比較検討すると良いでしょう。余計なトラブルを回避するためにも、信頼できる業者を選ぶことは大切です。

ポイント②企業情報や実績を確認する

依頼する業者を決める際には、業者の実績も確認してみましょう。実績を見ることで過去にどんな工事を行ったのかがわかります。また実績からは業者の技術力を確認できます。過去に行っている工事を確認し、自分の求めている庭の仕上がりに近い業者を選ぶと良いでしょう。

業者の規模もさまざまです。小規模の業者は複数の工程を1人の職人が担当することがあるため、職人の技術力が優れている傾向にあります。大規模の業者だけでなく小規模の業者も探してみると、理想に合った業者が見つかるかもしれません。

庭の整地をDIYで行う方法

DIYする時の費用相場と時間の目安

庭の整地を自分で行いたい人に向けて、DIYの方法を紹介します。DIYは必要な道具を購入する時に出費がありますが、それ以外はありません。最初に持っていない道具はホームセンターなどで購入しましょう。また庭の整地で重機が必要な場合は、レンタルを検討するのがおすすめです。

整地を行うための道具を何も持っていない人は、道具の購入費として6500円~ほど掛かります。作業に掛かる時間は庭の広さにもよりますが、半日から数日が目安です。季節や天気によっても作業にかかる時間は変化するでしょう。

DIYで庭の整地を行う時に必要な道具

庭の整地をDIYで行う際に必要な道具について紹介します。まず除草に必要なのが、手袋、鎌、熊手です。これらは計7百~3千円ほどで購入可能です。

次に地面を耕すために使うものとして、レーキとスコップやカクスコがあります。これらは計3千円~ほどです。カクスコは先が四角いものだと、最後に地面を叩く使い方も出来るのでおすすめです。

最後に地面を平らにして固めるために使うものとして、ジョレンと板があります。これらは計2千円~です。板は土地を水平にするために使います。これらを合計して、必要な出費がおよそ6.5千円~となります。

作業を行う際の服装は、怪我や日焼け対策のために長袖がおすすめです。また日中の作業は帽子やタオルも用意すると良いでしょう。

庭の整地をDIYで行う手順

庭の整地をDIYで行う手順について説明します。最初に庭に生えている雑草や石を除去しましょう。石は地面から5cm以上出ているものを目安に取り除きます。

庭の雑草と石の除去が終わったら、地面を耕します。スコップやレーキを使って、地面を柔らかくしていきましょう。掘り起こす深さは、30cm程度が目安です。この時に雑草の根などのゴミも取り除いておきます。

最後に、掘り起こした土を平らに戻したら完成です。この時に地面が水平になるように固めることが大切です。スコップで叩いたり、板の上から踏んで固めたりすると平らになるでしょう。

庭の整地を業者に依頼する時は費用を必ず確認しよう!

庭を整地する方法をいくつか紹介しました。業者に依頼する場合は、整地の種類によって費用が変わります。自分の求める庭の仕上がりに合わせて整地の種類を選び、掛かる金額を確認しておきましょう。

また同じ庭の整地方法でも、業者によって工事料金が異なる場合があります。依頼する業者を決める際には一度見積もりを出してもらい、よく検討した上で決めると良いでしょう。

こんなお悩みありませんか?
解体工事ってなんだか難しそう…
結局いくらかかるの?
どうやって工事会社を選べばいい?

  • 業者に個人情報が伝わらないで30秒シミュレーションが可能!
  • ユーザー満足度95%でNo.1。厳選された全国工事会社1,600社のみだから安心!
  • 解体工事以外の相続・不用品・土地活用なども全て無料でご相談可能

ご希望の方には専任のオペレーターが解体工事後まで徹底サポートします。しつこい営業電話いっさいなし。

解体の窓口は、東証グロース市場上場のバリュークリエーション株式会社が運営しています。(証券コード:9238)

かんたん30秒
その場で価格が分かる簡易見積りシミュレーション
お客様満足度No.1
価格で選ぶならココだNo.1

解体を検討している建物はどれですか?

タイトルとURLをコピーしました