有限会社柳土木の会社情報・口コミ・評判

有限会社柳土木 代表取締役 柳元広喜氏　インタビュー

創業してからこれまでの事を教えてください。

創業が私の父になりますが、昭和45年くらいからです。創業当時は建材業で個人事業主として始めて、昭和54年くらいに解体を始めたと聞いています。
解体を始めた頃は木造解体が中心で、建材業と解体を五分五分の感覚でやっていたんですが、そこから私が平成6年に後継ぎの為に入社し、平成13年に2代目の代表者になりました。その頃には解体の比率が7割くらいになり、平成15年に会社を設立し法人化したという流れですね。
現在は約9割程度が解体関係のお仕事なので土木はほとんどやっていなんですけど、「柳土木」が周りに認知されていたので、急に変えるという事も出来ず「柳土木」という名前を残してます。

これまでで大変だったことはありますか？

私は二代目だったので、周りから見たら父に会社を貰ったといった感覚で言われるじゃないですか。
実際は、個人に毛が生えた程度で小さな会社だったので、維持するのも資金繰りするのも仕事を確保するのも
叩きあいになっていた時代だったので仕事がなかったですし、仕事を確保するのが大変でした。

お仕事で大切にされていることは何ですか？

打ち合わせを念入りにして信頼関係を築いていく事を大切にしてます。
営業では、解体後にどうされるのかなということを聞き、建て替えするのか、売るのか、そのままなのか、跡地をどうするかによってアドバイスさせていただくことがあるんですよ。
あと、最初の見積もりは弊社を知ってもらうタイミングになるので、従業員にはモラルの教育を徹底をしてます。
解体は更地になる為、結果としてものは残らないじゃないですか。それで仕事が終わり、付き合いはなくなってしまうので、「弊社に頼んでよかったな」と記憶に残ってくれればいいなという気持ちで仕事をしてますね。
従業員にはその気持ちの共有もしてます。

会社や現場の雰囲気を教えてください。

従業員は私合わせて9名でやってて、50代以上の方と40代の方と私の息子の20代がいます。
皆の家族環境もわかってるので、知り合いみたいな感じになってますね。
昔は家族ぐるみでイベントしたり忘年会をしたりしてましたが、最近はコロナの件があったり、年寄りになってきたし、忘年会はやってないんですよ。
でもその代わりに、賞与とは別に家族でおいしいものを食べれるようにおこずかいを渡してます。

息子さんが後を継がれるんですか？

この苦労をさせたくないし、本人がどう言うかという所ですね。
仕事にも現場に慣れてきたら、ゆくゆくは営業も経験させようと思ってます。
親子3代継いでいけるのがベストですけど、どうかなぁといった感じです。

御社の強みを教えてください。

うちの強みは、重機やダンプを自社で揃えてる所ですね。ダンプだけでも10台超えてますので、自社でできるからコストの単価競争をしようと思えば勝負できるといった感じです。
それと、外注はしないで自社施工で行うので、安心していただけると思います。

今後の目標はありますか？

給料のベースアップと人材の確保ですね。
給料を上げて、有休制度などの体制が整ったら人材募集をしようかなと考えています。
今いるベテランの従業委員が引退したら人が足りなくなるし、一人前になる為には時間がかかるので、今人材を確保しておかないといけないんです。
どうやったら若い子が来てくれるのかを試行錯誤しながら、頑張ってます！

その他アピールしたいことはありますか？

昔と比べて厳しくなっているところが多くて大変ですが、従業員には必要な資格を取らすようにして、法律を守りながらお仕事しております！

柳元広喜氏　プロフィール

有限会社柳土木　代表取締役

趣味
昔は魚釣りに行ったりしてたんですが、この業界になってから、仕事が趣味になりました（笑）
仕事は苦にはならんし、楽しまないとしょうがないです！