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共和株式会社 専務取締役 オズデミイル真里氏　インタビュー

創業してからこれまでのことを教えてください。

2019年 10月に創業しました。
当時は、私と社長である主人と職人さん5名ほどで今と違って木造の建物を1件1件解体していました。
解体の窓口さんと出会う前は、私が不動産屋さんにご挨拶に行ったり知り合いに仕事を頂いたりしながら、少しずつ人脈を広げていき1年ほどで
ようやく解体屋さんとして落ち着いてきたというところです。
その頃は1都3県で解体業許可を取得してましたが、今は1都7県に広げています。
2年目以降は、木造だけじゃなくRCや鉄骨造などの建物も解体できるようになり、仕事もいただけるようになりました。
現在スタッフも40名くらいになり、1日1件しかできなかった仕事が10現場くらい回せるようになりました。
ダンプ1台、重機1台という形で回してたのが、設備投資で乗り物や重機もかなり増え、現場がスムーズに動くようになって、 まだまだ過渡期ですが
お客様からもリピートしていただけるような状態になってきました。
スタッフが増えたおかげで有難いことに仕事が途切れるという事はなくご依頼いただけていて、6年目に突入します。

お仕事をする上で大切にされていることはなんですか？

解体と一概に言っても個人のお客様の求めていることは一つ一つ違うので、お客様のバックグラウンドも理解するために一人一人しっかりコミュニケーションをとります。例えば家族構成や今までの歴史など、そういうのをお話ししていく中でくみ取りながらやってきているのかなと思います。
法人の方でも色んな業種の方からご依頼をいただくのですが、建て替えであったり売却であったり様々ですから、その時々の活用に合わせて対応するようにしてます。

現場や社内の雰囲気はどうですか？

現場の職人さんはほとんど外国籍の方なので言葉の壁は生じますが、 みんな明るくて元気なので現場はすごく明るくてポジティブな雰囲気でやってるかなと思います。 会社の雰囲気もみんなで助け合う空気があって、なんでも相談し合ったり楽しく和気あいあいと会話しながら仕事をしていると思ってます。
仕事が忙しいときにギスギスしたり、ミスを咎めたりする空気があるとモチベーションも下がってしまうし
楽しさや達成感がないと続けられないと思うのでそういった意味ではしっかりやっていけてるのかなと思います。

御社の強みを教えてください。

まずは解体工事でいうと、スピード、綺麗さが強みかなと思っています。 あとは社長の現場を回す能力が高いおかげで
作業の段取りなどを要領よく進められていることも強みですね。
そのおかげで、作業工程を短くすることが出来てお客様に喜んでいただけることにつながっているのかなと思います。
外国籍の従業員が半分以上いるような会社なので、日本人の営業担当を他社さんよりも多く置くことでトラブルが発生した際に素早く対応できるようにしています。
現場がちゃんとしていないと行政から注意されたりしますが、事務サイドのバックアップがしっかりしているのでそこも強みだと思います。

今後の目標はありますか？

解体自体のレベルの底上げです。
うちもお褒めいただくこともあれば、お叱りを受けることもあり完璧には程遠いので解体における現場でのマナーやお客様や近隣に対する配慮を
いつもでも完璧に。120％出来るように。
解体なのでどうしてもお客様や近隣の方にはご迷惑をおかけしてしまうんですけど、そこを最小限に抑えるための方法や現場の人間の教育であったり
私たち全員が現場の周辺知識を付けていく事が目標です。
それから物価高や、法律が厳しくなってきたり業者にとっては厳しいことがあるんですけど、どうお客様のお財布を傷めないような利益の出し方をしていくか
もっと合理的に仕事をしていく方法を社員みんなで話し合い、意見交換しながら向上していこうと思っています。
急なご依頼もできる限り対応できるようにしてるんですけど、そこももっとスピード感を上げてお応えできるようにしていきたいです。

オズデミイル真里氏　プロフィール

共和株式会社　専務取締役

趣味　旅行と映画鑑賞