サンソニック株式会社の会社情報・口コミ・評判

サンソニック株式会社 代表取締役 中野浩氏　インタビュー

創業されてからこれまでの事を教えてください。

1998年7月に創業して現在26年目です。
もともと創業当時は解体事業ではなくて集客・販売促進など広告代理店のような仕事から始めました。当時は20代で色々騙されました。
多くの人に良くしてもらったのに仕事で失敗したり。26年もやっていると大変なことも多いですね。
ですが、ご飯も食べることができ、子供たちも育って色んな方たちに支えられてきたなとしみじみ思います。
部下、同僚等、様々な方に支えられてるなと感じています。

今までお仕事されてきた中で大切にされていることはなんですか？

長年やってきた中で、お金ではなくて人との繋がりをとにかく大事にしようと考えるようになりました。
そうするとすべての問題がそんなに大変じゃなく思えてくるんですよね。
どうしても経済面だけ考えると「より10円でも多く」と考えてしまうけど、そういう考えをすると柔軟性がなくなってしまうなと思います。
本来楽しかった仕事が楽しくなくなってしまうので、「仲間とともに共感しながら仕事をしていこう」と気持ちを切り替えて、感謝をしながら仕事をすることを
大切にしています。

社内や現場の雰囲気はどうですか？

一日2,3件、新規のお客様の相談で現地調査にいってます。
大体4，5現場行くんですけど楽しんでやっているし大変さを感じないですね。
建設現場っていうと、どうしても職人気質な雰囲気があったりしますが、同僚間の呼び捨てや、「お前」と呼ぶことは禁止してます。
同僚でも兄貴分でも弟分でも敬意をもって接することを社員には教えています。

楽しい雰囲気が大事だと思っていて、人間誰しも失敗があるのでそれを必要以上に咎めないようにしています。
ケアに回る事を心がけてて、お昼時間帯に現場に行くときはご飯を買って行き、みんなでコミュニケーションをとりながら食べたりします。
雨だろうが雪だろうが、現場の人と同じ動きで現場の人たちとのコミュニケーションをとることでいい雰囲気がうまれると思って行動しています！！

会社の強みはなんですか？

26年やってこれたのは、「問題が起こっても誠実に対応してきたこと」が１つの強みであると思ってます。
いい加減にやっていればすぐにネットで叩かれる時代。26年もご飯が食べられるのはある程度、市場から評価していただいているからだと思っています。

会社で保有している資格が多くあることも強みです。
解体業は解体の届け出さえあればできるのですが、弊社では建設業許可をとっています。
また、自治体や国の公共工事をするために必要な「経営審査事項(ケイシン)の承認や国土交通省の認定を取得し、横浜市と神奈川県の公共工事の入札指定業者にも
なっています。
学校の解体や交番の解体の入札もでき、いわばスーパーゼネコンの会社に筆頭する、同じことをやっていいよと国や行政からお墨付きをいただいている。
それも強みです。

今後の目標があれば教えてください！

これは長い間、解体工事をやってきていつも思っていることなのですが。
解体工事はジャン！と壊したら終わり、と思っている方がほとんど思うのですが、解体工事はめちゃめちゃ崇高なお仕事なんです。事故が起きたときは人が命を失うほど危険な工事ですからね。

今、(高度経済成長が続いた)昭和40年代に建った建物の寿命がきて、一斉に壊さないといけない時期に来ています。 これを誰がやるか？となったら私たちのような専門家がやることになるし、今後もっともっと解体工事も増えていきます。今すぐ対処して解体しなければいけない中でも、国の予算の関係もあり先延ばしされてる状態でしたが、2016年には建設業の許可業種に解体工事業が入ったこともあり、国も積極的に動いていくと思います。

そんな中、建物を作ることはフォーカスされがちですが、「壊すことが無ければ作ることもできない」。
解体事業のポジションを今後上げていきたいと思っています。

他にアピールしたいことはありますか？

創業して長いですので、解体工事に関するありとあらゆる問題に対応することができます。
トラブルが起きたときお客様も不安に感じられると思いますが、私たちは他人に任せずすべて真正面から対応してきました。
この経験はプライスレス、お金では買えず私達しか持っていないものだと思います。

中野浩氏　プロフィール

サンソニック株式会社 代表取締役

北海道出身
趣味　船吊り・キャンプ・バイク
仕事の時もビックスクーターに乗って現調に行ってます！

技術者　三輪氏