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株式会社三幸　代表取締役 村木 輝信氏　インタビュー

村木社長はどのような経緯で株式会社三幸を設立されたのですか？

実家は関西で建設業を行っており、昔から馴染みがありました。
私は商業高校を卒業し、夜間で工業建築学校に通い資格を取った後、大手の建築内装資材メーカーで5年ほど営業マンをしていました。それから住宅の建設業者に転職し現場管理を経験した後、またの資材メーカーに出戻る形になりました。そこで大手のゼネコンさんと取引をする中で「独立してはどうか」と進言を受け、この会社の設立に至りました。

当初は主にリフォームや建築工事を行っていたのですが、
徐々に解体工事のニーズも出てきたので解体～建築までを全て請け負うようになりました。

三幸さんが大切にしていることはありますか？

最近は解体工事のニーズ増に伴い、弊社の解体工事の比重も大きくなっています。
解体はもはや「クレーム産業」だと思っています。
そこで私たちがまず大切にしているのは、解体工事をする前に近隣への説明会や家屋調査も十分に行うことで、
特に隣家とのトラブルが起こらないよう理解を得ること。
あとでトラブルが起こってからでは遅いですので、ここの準備は惜しまないようにしています。

他に株式会社三幸ならではの解体工事へのこだわりはありますか？

現場の内容に関わらず、KY(＝危険予知)と日報は徹底して行っています。
特に解体工事では足場の問題や大雨強風などの影響も受けますし、常にKYは欠かさないです。
おかげ様で平成25年からのこの10年間、無事故です。

また、必ず常に現場に担当者を、そしてその下に職長を配置して現場の職人をまとめる、という運用をしています。

あとは、最近だと外国人労働者で不安に感じるお客様もいるので、
弊社では必ず日本人の職人を配置するようにしていますね。
何か近隣に迷惑が掛かったときに誰が対応していた時の者かどこの誰かがわかるように、
ヘルメットに社名と番号を大きく書くようにしていますよ。
近隣からのご指摘があったときに一発でわかりますからね。(笑)

株式会社三幸の強みはどんなところにありますか？

お伝えしたこと以外だと、24時間365日、担当者と日曜祝祭日であっても常に連絡がつくようにしています。
万が一つながらないときは、責任者である私に転送されるようにしています。

お施主さんが日中に働いておられる方もいますよね。
昼はいない、夜なら話せるんだが、という場合にも全て対応できるように、昔からそうしています。

11年目、これからやっていきたいことは。

引き続きKYは徹底していきたいですね。
大手にいた者も、建築一筋の者、設立当初からいる者など、様々ですが
社員も職人も充実してきたので、更に大型案件も対応できるようになっていきたいと思っています。

村木 輝信氏 プロフィール

株式会社三幸　代表取締役