安心できる解体業者のおすすめの選び方を紹介します。いろいろな解体業者がいる中で、複数の探し方から、選ぶポイントや注意すべきポイントをまとめました。後悔しないためにも、しっかりポイントを理解し、信頼できる解体業者を選びましょう。
解体業者の選び方のポイントを紹介!
安心して解体工事を依頼するには、信頼できる解体業者を選ぶ必要があります。解体業者の探し方などを知らないと、いろいろな業者との比較もできません。
また選び方や注意点を知っていないと、悪徳業者などに依頼をしてしまう恐れもあります。解体業者の探し方から、選び方のポイントなどについて紹介します。
解体業者の探し方
解体業者を選ぶ前に、どのような解体業者がいるかを把握しましょう。解体業者の探し方と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。さまざまな方法で探すことで、複数の解体業者を知ることが可能です。
インターネットで検索する
現代では検索エンジン技術が進化しているため、いろいろな解体業者の情報がネットで見ることができます。スマホからでも検索ができ、簡単にいろいろな解体業者を見つけることが可能です。
メリットとしては1つの解体業者に関して、多くの情報が見ることができる点です。実績や価格など、多くの情報が知れるポイント。デメリットとしてはホームページを持っていない解体業者は、知ることができない点です。
解体業者の紹介サービスを利用する
さまざまな解体業者を紹介してくれるサービスを、利用するのも探し方の一つです。複数の解体業者から、まとめて見積もり依頼をすることができます。
メリットとしては手間をかけずに、相見積もりをしてもらえる点です。通常は何度も同じ見積もり内容を、複数の解体業者に自分で依頼しなければいけません。しかし紹介サービスを使えば、簡単に複数の解体業者の見積もりが手に入ります。
電話帳で調べる
タウンページを使う探し方もあります。タウンページの「建物解体工事」のページを開くと、近隣の解体業者を見つけることができます。近隣の業者なので所在地の場所も把握でき、足を運んで相談しに行くことも可能です。
メリットとしては電話帳で希望の解体業者が見つかれば、すぐに電話ができる点です。デメリットとしては情報量が少ない点になります。
友人や知人から紹介してもらう
友人や知人からの紹介で、解体業者を探す方法もあります。解体業者と繋がりがある知り合いに、紹介してもらう方法です。
メリットとしては、自分で探す手間が省けることです。知人からの紹介なので、安心して相談することもできます。デメリットとしては万が一問題が起こった場合、人間関係が崩れるのを恐れて文句を言いづらい点です。
解体業者の選び方のおすすめポイント
トラブルなく解体をお願いするためにも、解体業者の選び方は重要です。価格が安いからという金額だけでの判断では、業者選びに失敗してしまう可能性があります。選び方のおすすめポイントを理解していれば、安心して依頼できるでしょう。
複数の解体業者と相見積もりを行う
解体業者に依頼する時は、最低でも2社以上の見積もりを取ることをおすすめします。見積もり内容を比較することで、金額が安いのか、高いのかを判断できるからです。
また、工事内容やスケジュールなども、見積書には記載されています。具体的な工事内容の記載を確認することで、適正な解体工事をしてくれるのかを判断することが可能です。
担当者の雰囲気や対応を観察する
金額や内容で判断するのも重要ですが、対応してくれる業者の人柄もポイント。解体工事に知識がないお客にも、分かりやすく丁寧に説明してくれる業者か、観察するようおすすめします。
親切に説明してくれる業者であれば、解体工事内容のイメージしやすく、安心して依頼することができるでしょう。
ホームページで会社情報や実績を確認する
解体業者のホームページには、実績や会社の所在地、代表氏名などさまざまな情報が載っています。どのような実績でどのような解体業者かをチェックすることもポイントです。
中には、問い合わせ用電話番号・メールアドレスが記載されている場合があります。その場合は実際担当者とやり取りをして、どのような業者か雰囲気などをチェックしましょう。
許可の取得・保険の加入を確認する
全ての業者が、解体工事を行えるわけではありません。解体工事業登録申請を国に提出し、認められた業者のみが行えます。そのため、解体工事業登録をしているか、事前に確認しましょう。
同時に工事保険に加入しているかも確認することが、ポイントです。工事保険とは解体工事中の事故に対し、賠償金を払うための保険です。しっかり保険に入っている業者は、信頼できるといってもいいでしょう。
契約書や見積書を適切に発行する業者を選ぶ
選び方のおすすめポイントには、見積書・契約書の発行でのポイントもあります。見積書については、「一式」と記載されいる内容でなく、具体的な内訳の費用の記載がある見積書を作ってもらいましょう。
契約書を発行せず、工事を進めようとする解体業者も存在します。そのため、事前に契約書のひな型を見せてもらうことがおすすめ。しっかりとした見積書・契約書を発行する解体業者は、信頼できると言えるでしょう。
自社施工を行う業者を選ぶ
解体業者の中には工事の受注のみを行い、工事自体は下請け業者に行ってもらうケースもあります。この場合は、下請け業者と受注を受けた業者の間の中間マージンが発生し、解体費用が高くなる可能性もあるでしょう。
また間を挟むことで、依頼内容の伝達がうまくいかない場合があります。そのため自社施工を行う解体業者か、確認することもポイントです。安い費用で、依頼内容通りに行ってもらうため、自社施工業者を選ぶのがおすすめです。
解体業者を選ぶ時の注意点
解体業者選びを間違ってしまうと、悪徳業者などに依頼をしてしまう可能性があります。しっかり安心した業者に依頼するためにも、いくつかの判断基準をもって判断することが重要です。
判断基準を知っていれば、悪徳業者か見分けをつける一つの方法にもなります。さまざまな観点から本当に安心できる業者か、判断するようにしましょう。
注意点①極端に安い費用を提示してくる
相見積もりをし、1社だけ価格がとても安い場合は、その業者に依頼しないことをおすすめします。理由としては違法な廃棄物の処理をしたり、工事自体も大雑把な可能性があるからです。
何かあった時に被害を被るのは最終的には施主側になります。そのため安いからという理由で、判断してしまうと後々後悔してしまうことになります。逆に極端に高すぎる見積もりにも、注意が必要です。
注意点②追加費用の説明や規定を怠る
前もって追加費用に関する説明をせず、契約書にも記載しない解体業者には、気をつけましょう。必ず事前に、追加費用に関する部分を確認することがポイントです。
また、追加費用に関して曖昧に記載されている場合も注意すべき点です。しっかりと追加費用について記載があり、なおかつ具体的に記載されているか、確認しましょう。
注意点③不法投棄を行うケースがある
産業廃棄物の処分は、適切な手順にしたがって処分する必要があります。依頼する解体業者がこのような処分方法を理解しいるのかをチェックしましょう。また、しっかり処分について許可を受けている業者なのかを知ることが大切です。
万が一解体業者が、不法投棄を行ってしまった場合施主も罰則を受けることがあります。そのため、細心の注意を払って判断しましょう。
注意点④知人から紹介された業者でも違和感があれば断る
知人からの紹介された業者だと、変に気を遣う方がいるかもしれません。しかし、最終的に依頼をし、費用を払うのは施主です。そのため、少しでも違和感や、不安があればしっかり断りましょう。
紹介であるからといって安易に決めてしまうと、後々後悔する事もあります。なので、自分が本当に納得できる業者なのかを確認し、決めていくようにしましょう。
解体業者の選び方のポイントを覚えておこう!
信頼できる業者を見つけるには、まず複数の探し方でいろいろな解体業者を見つけましょう。複数の解体業者を見つけれたら、その会社について深く調べそれぞれの業者を比較しましょう。
あとは悪徳業者に依頼しないためにも、注意すべき点を理解して行くことも重要です。安いからと言って、安易に決めてしまってはいけません。注意点を踏まえて、選んでいくと信頼できる業者選びができるでしょう。