減歩の意味とは土地区画整理事業での換地において、換地前と換地後の面積が異なることです。減歩する際に使われる減歩率の言葉の意味についても詳しく説明します。また、減歩することによって宅地所有者の損益についても知ることができます。
減歩とは土地区画整理事業において、換地前後の地積が異なることを表す言葉。
減歩の言葉の意味
減歩は、土地区画整理事業の換地において、換地前の土地の面積と換地後の面積が異なることを指します。土地区画整理事業では、道路拡充などの為に新たな用地が必要です。
その用地は、宅地少輔者が平等に提供することが原則です。この用地を提供することを、減歩と呼びます。そして、提供する宅地の割合を減歩率といいます。
地積が減少しても宅地所有者に損失は生じない
宅地所有者が減歩率に従って減歩することで、換地後の宅地面積は減少します。しかし、土地区画整理事業によって宅地の価値は増大するため、減歩をしても宅地所有者に損益は生じないと考えられています。