解体工事のクレームは避けられる。よくあるトラブルと防止するために必要なこと

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解体工事をするにあたって気になるのは、近隣住民の苦情ですよね。工事中はどうしても騒音やほこりが出てしまいます。実際にあったクレームってどんなもの? できるだけクレームを減らすにはどうすればいい? 気になる疑問についてまとめました。

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どんなトラブルがあるの?

音に関するトラブル

音に関するクレームで多いのは「音が大きすぎる」「時間帯が早すぎる、もしくは遅すぎる」というものです。

騒音規制法によると、著しい騒音を発生する「特定建設作業」は、その敷地境界において騒音が85デシベルを超えないことが定められています。

環境省 騒音規制法(PDF)

85デシベルというと、カラオケボックスの程度の音量です。しかし、たとえ85デシベルを超えなかった場合でも住民にとって不快と感じられればクレームにつながります。騒音を抑えるには防音シートが効果的。解体工事の発注前に、きちんと防音シートを用意してもらえるか聞いておきましょう。

解体工事の時間帯においても騒音規制法で定められていますが、午前8時から午後5時までの施工が一般的です。この時間帯に苦情を言われた場合は、説得すれば理解してもらえるかもしれません。住民に理解してもらうには、作業する時間と日程などのスケジュールを挨拶回りの際に業者とともに説明する、もしくは工程表を近隣に配布するのが良いでしょう。

粉塵に関するトラブル

解体作業によって出てしまう、砂ボコリ。近隣住民からは「洗濯物がホコリまみれになった」「車が汚れてしまった」「砂が窓の隙間から入ってきて、家の中にホコリがたまる」などの苦情が寄せられるようです。

ホコリに関するトラブルを防ぐには、やはり事前にスケジュールを告知しておくことが大切でしょう。ホコリが飛散する時間帯は洗濯物を干さないようにお願いする、車に汚れ防止のシートをかけてもらう、戸締りを徹底してもらうなど具体的な方法を提案しても良いですね。

また、作業中の現場に常に散水することでホコリは大幅に減らすことができます。さらに前述の防音シートでしっかりと養生していれば、ホコリが飛ぶのを抑える効果も期待できるのです。

重機に関するトラブル

意外と多いのが、解体に使用する重機によるクレームです。「道がふさがって通れない」「移動時に家屋を傷付けた」など、大きな被害になることもあります。

トラブルを避けるため、事前に解体工事による周辺への影響を確かめておきましょう。特に通行を妨げるなど近隣住民に影響が出る可能性はきちんと把握しておくべきです。

万が一、隣家を傷つけてしまった場合は解体業者が賠償金を支払います。しかし、損害賠償保険に未加入の解体業者が「施主の無理な指示があった」と言いがかりをつけ、依頼主に支払わせようとするケースもあるようです。解体業者を選ぶ際は保険加入の有無やその適用範囲などを確認しておきましょう。

その他のトラブル

近年「解体現場で働く人のマナーが悪い」というクレームも増えています。現場でタバコを吸っている、散らかったゴミを掃除しないなどの内容が多いようです。不快に思った近隣住民が注意したところ、作業員が全員外国人労働者で言葉が通じなかったというケースもあります。

また、クレーマーの中には嘘をつき、元からあった傷を「解体工事が原因だ」と言い張って和解金を請求する人もいます。下見の記録として家屋を撮影する際、周辺状況の写真を撮っておくと安心ですね。

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