コンクリートの解体方法や費用を解説!工事の注意点や業者の選び方も

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2021年12月20日公開

コンクリートの解体方法や費用について解説します。コンクリートの解体費用の単価や相場、特徴を紹介!工事を行う際の注意点や業者の選び方についてもまとめています。コンクリートとアスファルトの違いも含めて、解体の参考にしてください。

コンクリートの解体方法や費用を解説!工事の注意点や業者の選び方も

目次

  1. コンクリートの解体方法や費用について知ろう
  2. コンクリートとは?
  3. コンクリートの解体方法
  4. コンクリートの解体費用
  5. コンクリートの解体工事の工期と注意点
  6. コンクリートの解体業者の選び方
  7. コンクリートの解体費用は厚みや工法によって異なる

コンクリートの解体方法や費用について知ろう

コンクリートを解体する作業員

コンクリートは建物や道路、駐車場などのさまざまな場所で使われています。また、建物全体だけでなく、部分的にコンクリートを解体することがあるでしょう。そういったコンクリートの解体方法について解説します。

また、コンクリートの特徴や長所・短所だけでなく、アスファルトとの違いも確認しましょう。コンクリートの解体方法や費用を知り、正しい業者選びの参考にしてください。

コンクリートとは?

コンクリートの特徴

コンクリートで作られた建物

多くの建物に使われているコンクリートですが、その特徴や長所・短所から確認していきましょう。コンクリートは、丈夫で固く、長持ちするのが特徴です

コンクリートは、砂と砂利とセメントが混ぜ合わされています。含まれているものの割合によって固さが変化し、見た目は明るい灰色です。

コンクリートの長所

コンクリートの建物

コンクリートの長所は、その固さを活かし、ダムや堤防などの強固さが必要な部分に適している点です。また、熱に強いことも大きな長所であり、夏場の直射日光に長時間照らされても問題ありません

平坦な土間コンクリートだけでなく、ダムや堤防、ブロック塀など、さまざまな形にも対応しています。曲げて使うことは苦手ですが、その部分はワイヤーやメッシュ、鉄筋と絡めることで対処できます。耐久性があるので、長期的な活用をする建築物におすすめです。

コンクリートの短所

耐久性があり、長持ちするコンクリートですが、重さは要注意です。コンクリートは重さがあるので、運搬の面では困ることが多くなります。また、撤去する際も費用が高くなりやすいので注意しましょう。

コンクリートは性質上、固まるまで時間がかかります。しっかりと固まるまでは強度が出ないため、工期が短い作業ではトラブルの原因になるのです。また、強度が高いため、工事後に作り直すような、追加工事も難しいのが短所といえるでしょう。

重くて安定性があるコンクリートは、しっかりと地盤の固さをチェックしなければなりません。大型の建造物では、コンクリートの重さによって地盤が耐えられないこともあるためです。十分に地盤を調査してから、コンクリートを利用してください。

アスファルトとの違い

アスファルトで作られた道路

コンクリートと似た素材にアスファルトがあります。コンクリートとアスファルトの大きな違いは、使われている材料です。コンクリートは砂利や水をセメントと混ぜたもの、アスファルトは原油の炭化水素類で重質なものを、砕石などで結合させているものです

コンクリートと比較すると、水はけが良く、固まりやすい点やコストが安いのが特徴になります。つなぎ目が少ないため、道路の舗装などに使用し、走行音も静かなのがメリットです。しかし、耐久性や耐熱性が低く、寿命が短いのがデメリットです。

コンクリートの解体方法

方法①ウォールソー工法

積まれたコンクリートブロック

耐久性の高いコンクリートですが、解体するためにはさまざまな方法が存在します。そんなコンクリートの解体方法を確認していきましょう。

ウォールソー工法は、レールに切断機を取り付けて、上を移動しながらコンクリートを切断する工法です。精密な作業が可能で、レールを使うのが特徴になります。しかし、工法の難易度が高くなっているため、高い技術を持つ作業員が必要です。

方法②ウォータージェット工法

コンクリートの上に立つ作業員

ウォータージェット工法は、高圧水を使った解体方法です。水は圧力をかけることでコンクリートすらも削ることが可能で、他の解体方法と比較して振動が出にくいのがメリットになります

特に老朽化したコンクリートを一気に解体していくのに向いており、その性能も年々アップしているのです。以前ほど大量の水量を必要としなくなっており、環境に配慮した工法として使われる場面が増えています。

方法③クラッシャー(ワイヤーソー)工法

建物の解体作業を行う作業員

ダイヤモンドカッターを使うのが、クラッシャー(ワイヤーソー)工法です。場所を選ばずに使える点と、作業音が出にくいのがメリットになります

また、ブロック塀やコンクリート壁の撤去にも最適です。より精密な作業を行う場合は、クラッシャー工法ではなく、先程のウォールソー工法が採用されます。

方法④圧砕(圧搾)工法

解体作業を行う重機

圧砕(圧搾)工法は、圧砕機を使って、コンクリートを砕く工法です。注意点は、砕くときに粉塵やほこりが出やすい点です。逆に作業音はそれほど大きくないので、うまく活用することで周辺地域に迷惑をかけずに作業が行なえます。

コンクリートの解体費用

単価の相場

土間コンクリートの厚さと仕様単価の相場(㎡)
厚さ5cm・鉄筋なし700円~(㎡)
厚さ5cm・鉄筋あり1,000円~(㎡)
厚さ10cm・鉄筋なし1,000円~(㎡)
厚さ10cm・鉄筋あり1,500円~(㎡)

土間コンクリートを解体する場合の費用相場を確認しましょう。土間コンクリートは、庭の地面をコンクリートにしたものなどが該当します。こういったコンクリートを解体する場合、厚さや鉄筋などによって解体費用が異なるので、見積書を確認しましょう

解体費用の目安

コンクリートの解体費用の目安は、実例を参考にすると1.5㎡で18,000円になります。実際の解体現場の状況などによって単価や解体方法が異なり、金額も異なることも注意してください。

また、土間コンクリートを解体したあとに、整地などの作業をしてもらう場合は、金額も異なってきます。建物全体を解体する場合などは、セット料金として単価が割引されることもあるのです。単価や総額などは業者に相談し、無理のない交渉を行いましょう。

解体費用を少しでもおさえる方法

コンクリートに限ったことではありませんが、解体費用を少しでもおさえるためには、相見積もりがおすすめです。もちろん、相場よりも単価や人件費が安すぎる業者は注意しましょう。

相見積もりは3社程度で行い、それぞれのメリットやデメリット、質問に対する回答の仕方などを参考にしてください。特に土間コンクリート解体では、周辺住民の理解も必要になり、事前の挨拶が重要になります。

こういった挨拶まわりを一緒に行ってくれる業者もいるので、自分の目的や考え方に合うところを選びましょう。

自力で解体すると費用は安くなる?

近年はDIYのブームにより、さまざまな作業を自力でこなす人が増えました。コンクリートを自力で解体するために、専門的な資格などは不要ですが、実際には簡単なことではありません。

建物の基礎、柱や門柱、車庫の壁などさまざまな部分にコンクリートは使われています。アスファルトカッターなどの道具や機械を購入し、家のコンクリートを加工や解体したい人も多いでしょう。

しかし、自力でコンクリートの解体するのは、怪我はもちろん、時間もかかります。騒音も大きいため、自力で工事をすることに対する理解が得られないこともあるのです。また、単価を含め、土間コンクリート程度であれば、それほど費用はかかりません。

アスファルトよりも頑丈なコンクリートは、専門業者に依頼することを検討しましょう。結果的に時間も費用も、専門業者に任せたほうがコスパが良いことも多いです。安全や騒音面を考慮し、無理をせずに、まずは専門業者に相談してください。

コンクリートの解体工事の工期と注意点

解体工事の工期

コンクリートの解体工事の工期は、1日から2日程度と考えましょう。作業自体は難しいものではないので、専門業者に工事を依頼すれば、スムーズに撤去作業が進められます。

駐車場の土間コンクリート程度であれば、1日で作業完了となることも多いです。建物の解体作業や面積が広い場合は、2日程度になります。騒音が連日続くわけではないので、ご近所に挨拶をして手早く済ませてしまうのがおすすめです。

注意点①埋設物の確認

コンクリート解体で、壁や床を撤去すると、埋蔵物が出てくることがあります。埋蔵物の中には、以前作業した業者が、不法投棄をしていることもあるのです。瓦礫や廃棄物がそのまま埋められていることがあり、これは違法行為に該当します。

また、建物の基礎などがそのまま埋められていることもあるのです。これらを撤去するために、予定外の費用が発生します。不法投棄などの対応は、弁護士や元の工事業者に相談することになり、工期にも支障が出るので厄介な問題です。

業者に依頼する際、埋没物が出た場合の対応を相談しておきましょう。また、そういったトラブルが発生したときに対応できるように、事前に工期に余裕を持ったスケジュールを組むこともおすすめです。

注意点②土地活用を視野に入れておく

コンクリートの撤去の単価について触れましたが、その後の土地活用も検討しておきましょう。作業単価などで思ったよりも費用がかかった場合、整地された土地を活用してまかなうこともおすすめです。

土地売却をする場合、整地をしておくほうが買い手がつきやすくなります。長い目で見れば、コンクリートの撤去だけでなく、整地などをして土地を有効活用するほうが利益を得られることもあるのです。

注意点③近隣住民に配慮する

コンクリート解体は、土間コンクリート程度であれば短期間で完了する作業です。しかし、コンクリート解体は少なからず騒音が出ます。事前に挨拶まわりをして、工事に対する理解を得ましょう

また、瓦礫などの運搬のために大型のトラックなどが出入りすることになります。車の通行や駐車に関する情報も伝えておくことで、トラブルを回避できるでしょう。

コンクリートの解体業者の選び方

選び方①サービス内容やアフターフォロー

解体業者の選び方として、サービス内容やアフターフォローが重要です。工法や工期などを詳しく説明してくれるか、作業後の不具合に対応してくれるかを確認しましょう。また、そういったサービスに関して、無料で行ってくれるか確認するのが重要です。

選び方②見積り書の確認

見積書の内容も、業者の選び方の参考になります。見積書の項目が大雑把になっており、それぞれの単価に関しても不明確になっている業者は要注意です。見積書に対して質問をして、誠実に回答してくれるか確認しましょう。

選び方③過去の実績や施工内容

業者を依頼する際に、ホームページなどのチェックを行ってください。過去の施工実績などを確認することができます。経験豊富な業者のほうが安心して仕事を任せられますし、近隣への挨拶なども対応してくれます

実績が少ない業者でも、適切な費用相場で仕事をしてくれるところなら問題はありません。実績が少ないのに、相場よりも高すぎる、安すぎるところは避けましょう。

選び方④遠方の解体業者も選択肢に入れる

解体業者は近隣だけでなく、遠方の業者でも問題ありません。実際に施工してもらう条件に対して、経験や知識がある業者を選ぶことが大切です。解体の方法もさまざま存在しており、特殊な工法が得意な業者もいます。

建物の条件などによっては、特殊な工法が必要なこともあり、そういった場合は遠方の業者にも相談してみましょう。新しい解決法が見つかることもあるので、ネットなどを活用して検索してください。

コンクリートの解体費用は厚みや工法によって異なる

コンクリートの解体方法や費用について解説しました。解体にかかる単価も工期もそれほどかからない工事なので、土間コンクリートなどは思い切って解体の相談をしてみましょう。

費用を抑えるために自分で作業をすることは無理ではありませんが、手間のほうがかかります。1日から2日かほどで終わる作業も多く、短期間で完了させるほうが騒音トラブルも起きにくいです。適切な業者を見つけて、コンクリートの解体作業をしてもらいましょう。

この記事のライター

浅倉恭介

ギターや写真撮影、野球やコンビニの新商品が好きです。特にコンビニは自身が勤めていたこともあり、今でも新商品チェックはやめられません。そういった情報を発信するサイトを運営していたこともありました。また、趣味で山の中にある家を改装中でぽつんと一軒家を楽しんでいます。昔からパソコンを触るのが好きで、自作パソコン作りをするなどガジェット系の情報にも興味を持っているので記事に活かしたいです。一足先にWindows11に変更するなど、新しいことにはガンガン挑戦するタイプですので、ビジネス関係の最新情報もどんどん吸収して、みなさまに発信していきます。

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