解体工事の着工日には大安を選んだほうが良い?日程選びやお日柄について解説

解体工事の基本知識

新築の着工日などの人生で大事な日は、大安になる日を選んだ方は多いでしょう。カレンダーとにらめっこをして、大安を探した覚えがある方もいると思います。

では解体工事の場合ではどうでしょうか?住居の新築と同様に、縁起を担ぎたい人もいるでしょう。

そこで今回は解体工事において、着工日に縁起を担ぐことの是非についてお答えします。

また建設業界の独自の風習として、避けられている日があります。併せて紹介しますので、解体工事の日程を決める参考になれば幸いです。

解体工事のお日柄は新築ほど気にしない場合が増えている

新しく家を建てる時は、縁起が良いになるよう日程を調整されている方が多いです。

しかし解体工事の着工日に関しては、そこまで重要視しないケースが多いです。

施工主側の都合もあり縁起が良い日をを選べないこともあるでしょう。無理に大安などの縁起がいい日を選んでも、生活に影響が出ては本末転倒です。

日程調整のなかで両者に都合がつくのであれば、もちろん大安を選んでもかまいません。

大安を選ぶために施工主や解体業者の都合を無視してはいけない

解体工事の日程を考える場合、まず施工主と解体業者のスケジュールを考慮する必要があります。

施工主が大安を着工日に選びたいと要望を出しても、解体業者が合わせられないこともあります。

特に12月から3月までの繁忙期では、解体業者は忙しいことが多く余裕がありません。最悪は仕事を断られる可能性もあるので、絶対に大安でないと駄目という要望を通すのは難しいでしょう。

逆に4月から6月の閑散期であれば、解体業者が仕事がほしい時期なので日程に折り合いが付きやすいです。着工日として大安を希望しても問題がない時期といえます

繁忙期でも閑散期でも、両者のスケジュールに折り合いを付けなければ解体工事はできません。

大安の日を着工日に指定できたら、運がよかったなと思う程度に構えておくくらいが良いでしょう。

大安を選びたいなら複数の解体業者に見積もりを出す方法もある

それでも、大安を着工日にしたいと思う人もいるでしょう。また家族や親族の中に、大安を選んでほしいと強く希望を出す方がいる場合もあります。

その場合におすすめしたいのが、複数の解体業者に見積もりをだすという方法です。複数の解体業者に見積もりを出すことを相見積もりといいます。

繫忙期でも相見積もりをすることで、大安に着工日を併せてくれる解体業者が見つかる可能性があるでしょう。

また提示された解体費用を見比べることで、他の業者に比べて安い費用で請け負ってくれる解体業者が見つかるかもしれません。

相見積もりを出すことで、さまざまな面で優良な解体業者を見つけられることがあります。

そこまで縁起の良い日にこだわらない方でも、相見積もりをだすのはおすすめです。

そもそも大安は良いことが起きる日ではない!?

大安は縁起が良い日と周知されていて、結婚式の日取りであったり新居を構える日に選ばれることは有名ですね。

大安は六曜と呼ばれる暦の中の一つです。そして大安は六曜の中で「何事も問題が起きない日」と言い伝えられています。

六曜は「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口」という6つの日で成り立っています。はじめは中国での時間を区切るために使われていました。

時代とともに名前や使われ方が変化し、現在は一日全体と時間帯の運勢を表す指標となっています。

その中で大安には「大いに安し」といった意味があり、トラブルが一切起こらず穏やかな日という形に受け取ることができます。良いことが起きる幸運な日ではなく、何も問題が起きない日という意味なのは少し意外ですね。


大安が縁起が良いとされる本当の理由

他の六曜の場合はやってはいけないことが示されています。友引は友人まであの世に引かれてしまうので、葬式は行ってはいけないなどです。

しかし大安だけはトラブルが何も起きない日なので、特に何をしてはいけないということはありません。

そのため結婚式など、一日がかりの行事をするのに都合が良い=縁起が良いといった風潮になっていったのです。

逆に波乱が起きない日なので、賭け事や勝負事にはつまらない日とする考え方もあります。

解体工事は、事故や問題が起きないことが一番大事です。幸先のよいスタートを切るために、大安を着工日を重ねたくなる気持ちもわかりますね。

その他の六曜について

六曜の中で大安が縁起が良いとされる理由は分かりましたが、他の暦はどうでしょうか。

六曜よみかた意味・考え方時間帯
先勝せんしょう・さきがち先んずれば勝ち午前:吉 午後:凶
友引ともびき・ゆういん勝ち負け付かず・友を引く日朝と夕方:吉 日中:凶
先負さきまけ・せんぶ平常を装って吉午前:凶 午後:吉
仏滅ぶつめつ物事が一度終わる日一日中:凶
大安たいあん・だいあん大いに安し一日中:吉
赤口せきぐち・しゃっこう血は火から避けるべき昼:吉 それ以外:凶

元々が時間帯による運勢を示していたため、一日の中で運がいい時間帯と悪い時間帯があります。

また友引にお葬式をしてはいけないと先に述べましたが、逆に結婚式には縁起が良い日とされています。

仏滅の場合は字面からもわかりますが、何をするのにも良くない日柄です。しかし悪い縁を断ち切ってリスタートしたい場合、仏滅を選んだ方が良いとする考えもあります。

このように暦の中でも一日の中で、やっていいことと悪いことがあるのも六曜の特徴です。

建設業界が禁忌する『三隣亡』とは?

ここまでは六曜について紹介しました。

友引はお葬式が避けられ、仏滅は結婚式が避けられています。そして建設業界にも仕事をしてはいけない日がある、という言い伝えが存在します。

それは六曜の中には存在しない、「三隣亡」という日です。

三隣亡は選日の中のひとつで、十二支と干支を組み合わせた暦から吉凶を選ぶ考え方です。

三隣亡に家を建てると、後々その家が火災に見舞われ近隣の三軒まで焼き尽くすと恐れられてきました。

山口県の『年間三隣亡』が建築業界に与えた影響

三隣亡は本来一日だけなはずですが、山口県では一年間の間ずっと三隣亡の年があるという風習があります。

詳しくは「椙山女学園大学」の植林茂教授が山形県「年間三隣亡」の経済面への影響についての一考察という論文にまとめられています。

植林教授の論文によると、三隣亡が実際に家屋や周囲の家に影響を与えた根拠は存在しません。しかし三隣亡の年の新築件数は実際に減少していて、現在も年間三隣亡の言い伝えが生きているということがわかります。

根拠のない迷信でも一度根付いてしまえば、現代であってもなかなか消えない例と言えますね。論文の最後では科学的なデータを広めるなどの対策が必要、とされています。

大安と三隣亡が重なっている日の考え方

六曜と選日と別々の暦です。そのためこの二つが重複してしまう日が存在します。両者が重なる日は、縁起が良いのか悪いのかどちらなのでしょう?

正直にいうと施工主がどちらをより信じているか次第と言えるので、なんとも言えません。

自分でも解釈に迷ったら、解体業者にどう思うかを聞いてみるのはどうでしょうか。

大安は縁起が良いのはわかるが三隣亡は嫌だな、と解体業者は考えるかもしれません。逆にこちら側から何も言わなければ、解体工事を請け負ってくれるでしょう。

しかし、三隣亡を着工日とするのは内心思うことがある可能性があります。

そのため六曜や選日が迷信であったとしても、お互いの考えを確認しておくことで気持ち良く解体工事に望むことにつながるでしょう。

まとめ

解体工事の着工日は、大安を必ず選ぶ必要はないといえます。

できる限りは縁起が良い日で着工日を迎えたい、という考えは誰にもあるものです。ですが解体業者と施工主の都合が合う日でなければ、そもそも解体工事を始める事ができません。

そのため着工日の候補日に大安があったら選ぶ、くらいに考えておいた方が柔軟に日程調整を進められます。余裕のあるスケジュールで解体工事を開始した方が、結果的に良い解体工事を行えるでしょう。

また建設業界では三隣亡に建築関係の仕事を避けたい日があることも紹介しました。

こちらは解体業者から避けてほしいと言われる可能性があるので、覚えておきましょう。

円滑に解体工事を進めるためには、六曜や三隣亡を意識しすぎない方が良いと言えます。それでも特定の日を着工日に指定した方は、相見積もりを行って柔軟に対応してくれる解体業者を探すのはいかがでしょうか。

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