見積書に記載されている諸経費とは、利益とは別に会社運営に必要な費用のことです。この記事では諸経費という言葉の意味や、会社ごとに金額が違う理由を解説します。諸経費が高い場合にどうすればよいのかも説明しますので、これから工事見積を取る方はぜひ参考にしてください。
諸経費とは「現場経費」や「一般管理費」など会社運営に必要な費用のこと
見積書に記載されている諸経費とは、利益とは別の会社運営に必要な費用のことです。工事に必要な「現場経費」と会社運営に必要な「一般管理費」を合算した内容になります。
諸経費の言葉の意味
諸経費の言葉としての意味は、「諸=おおくの」経費です。現場運営・会社運営には人件費や事務用品費など、多くの経費がかかります。
全てを細かく記載することは難しいので、見積項目としてわかりやすく諸経費という項目でまとめています。
諸経費が依頼する会社によって異なる理由
住宅建築や解体工事で相見積もりをとると、会社によって諸経費に大きく差があることがあります。これは、会社規模や現場の運営方法によって金額が異なるからです。
会社規模が大きくなると、会社運営に多くの費用が必要になります。結果として大企業や、多くの人が必要な工事は諸経費が高くなるでしょう。
諸経費が高いと感じる場合は担当者と話し合う
もし諸経費が高いと感じた場合、担当者に説明してもらうと良いでしょう。諸経費は会社運営に必要なお金ですので、高い理由があるはずです。
とある住宅メーカーを例に挙げると、建築後何年にもわたってアフターサービスを受けることができます。このアフターサービスのお金も、諸経費の一部となっているのです。
適切な説明ができる会社は評判が良い会社であることが多いので、選定のポイントとしても良いでしょう。