木造二階建ての解体費用はどのくらい?金額を抑えるコツや費用相場も紹介

解体工事の費用について

解体費用のポイント3点

木造二階建ての解体費用は、建物構造や坪数などの様々な要因によって決められます。そのため、一概にいくらという値段が付けられているわけではありません。ここでは、どういったポイントで解体費用が決まっていくのか見ていきましょう。

  • 建物構造によって相場が異なる
  • 坪単価が基本となる
  • 建物が大きくなるほど安くなりやすい

1:建物構造によって相場が異なる

建物構造により、解体の手間や廃棄物処理の価格に差が出るため相場が異なります。

例えば、鉄骨造やRC造などの強度が高い建物と比べて、木造の場合は重機の数が少なくて済みます。また、廃棄物処理に関しても木材のほうが価格が安く済むため、木造は鉄骨造やRC造に比べて安く解体することが可能です。

2:坪単価が基本となる

解体費用は坪単価が基本となり、坪数が大きくなるほど坪単価は安くなります。これは、解体費用が大きくなっても人件費の単価や重機の利用料は変わらないため、坪数が大きいほど割安になっていくためです。

3:建物が大きくなるほど安くなりやすい

同じ坪数であれば、一階建てよりも二階建てのほうが安くなります。理由は、解体費用は「基礎」と「屋根」の部分が高くなるからです。

例えば、60坪の一階建ての建物の場合、「基礎」と「屋根」の部分はそれぞれ60坪です。一方で、60坪の二階建ての建物の場合には、「基礎」と「屋根」の部分はそれぞれ30坪となります。そのため、同じ坪数であれば、一階建てよりも二階建てのほうが安くなるということです。

木造二階建ての解体費用の主な内訳9点

建物の解体工事をするためには、住宅自体の解体費用や官公庁への届け出費用などがかかってきます。内訳を1つずつ知らなければ、安く見積もりを取ることができません。ここからは、木造二階建ての解体費用を例に取りながら費用の内訳を見ていきましょう。

  • 住宅本体の解体費用
  • 付帯工事費用
  • 人件費
  • 廃棄物処理費用
  • 重機費用
  • 基礎撤去費用
  • 清掃費用
  • 官公庁への届け出等
  • 作業車両の駐車場料

1:住宅本体の解体費用

まずは建物自体の解体費用です。前述したように基本的には、木造より鉄骨造、鉄骨造よりRC造のほうが解体費用が高くなります。

坪数をもとにして、おおよその解体相場を計算することが可能です。

2:付帯工事費用

次に建物以外のものを撤去するための費用です。一般的には、住宅本体の解体費用とは別にかかります。例えば、庭木や庭石、ガレージ、物置、外構や外壁、井戸といったものが挙げられます。

3:人件費

解体費用の中で、もっとも費用がかかるのが人件費です。作業日数と作業人数で費用が計算されます。

重機が使えない場合や築年数が浅い場合は、人力に寄るところが多くなるため、余計に人件費が必要になる可能性もあります。

4:廃棄物処理費用

解体した後に残る木くずや鉄くず、コンクリートなどの産業廃棄物を処理するための費用です。

また、家具や家財を処理する際にも、廃棄物処理費用がかかります。産業廃棄物は、一般ごみと比べてかなり割高になってしまうことに注意が必要です。

出典:産業廃棄物の適正処理について|九都県市首脳会議廃棄物問題検討委員会

5:重機費用

重機を解体現場まで運んでくる人件費や、重機をレンタルする費用です。重機を現場まで運ぶためには、5万円程度の費用を見込んでおく必要があります。また、重機を所有している業者に頼めばレンタル費用はかからないことが多いです。

6:基礎撤去費用

家の土台にあたる、基盤部分を撤去するためにかかる費用です。基礎の部分は、撤去作業を始めてみなければ分からないため、追加で費用がかかってしまうことがあります。

見取り図のチェックや現地調査をおこなうことによって、事前に費用を見積もることができる可能性もありますが、工事を始めてから、「思いのほか費用がかかった」と落胆してしまわないように、よく確認をしておきましょう。

7:清掃費用

住宅自体や庭などの撤去に加えて、地中に埋まっているものも撤去が必要になります。地中に浄化槽を設置している場合には、撤去するための費用や自治体への届出にかかる費用が必要となります。

出典:浄化槽の設置等に必要な様式|東京都環境局

8:官公庁への届け出等

床面積が80平米以上の場合には、官公庁への届け出を出す必要があります。具体的には、建設リサイクル法に基づいた内容です。自分で届け出を出すこともできますが、確実におこなうためには業者に代行してもらうほうがよいでしょう。

出典:建設リサイクル法の概要|環境省

9:作業車両の駐車場料

敷地内に駐車できるスペースがない場合、作業車両の駐車場料がかかってきます。また、トラックや重機を敷地前の道路に駐車させる場合には、道路使用許可を警察に届け出る必要があります。

出典:道路使用許可の概要、申請手続等|警察庁

木造二階建ての解体費用を抑えるポイント5つ

木造二階建ての解体には、多くの費用がかかりますが、自治体の制度を利用するなど、なるべく費用を抑えることが可能です。ここからは、解体費用を抑えるポイントを5つに分けて紹介します。

  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 追加工事について話し合っておく
  • 自分で処分できるものは片付ける
  • 天候不良の時期を避ける
  • 自治体の助成金制度を活用する

1:複数の業者から見積もりを取る

解体費用を抑えるためには、1つの業者からだけでなく複数の業者から見積もりを取ることが重要です。適正な相場を知ることもできるので、割高な業者を選んでしまうのを避けることに繋がります。

見積もりは正確性が大事

正確な見積もりを出してもらうために、現地調査をしてもらうようにしましょう。

地域ごとに相場となる坪単価の費用はある程度決まっていますが、付帯工事としてかかる費用や、地中に埋まっているものの撤去作業の費用など、各々の案件によって実際の見積もり金額は変わってきます。

2:追加工事について話し合っておく

見積もりの段階において追加工事の点で抜け漏れがあると、最終的に解体費用が予算オーバーしてしまうことも十分に考えられます。

地中に埋まっていた浄化槽の撤去作業や基礎部分の撤去作業などは、工事を進めていく上で費用が判明していきがちです。追加工事について業者と入念に話し合っておき、安心して解体工事を進めていけるようにしましょう。

3:自分で処分できるものは片付ける

押し入れにしまい込んでいた不用品や、台所に置かれたままになっている備え付けの食器棚など、自分で処分できるものです。

契約上、一定量までは解体業者が引き取ってくれる場合もありますが、自分で処理した場合には、解体費用から割り引いてくれる業者もあります。

家具や粗大ごみが家の中に残っている場合には、できる限り自分で処分するようにしましょう。

4:天候不良の時期を避ける

梅雨の時期に工事を進めていく場合、足場が滑りやすくなってしまうため、安全を確保するために作業のペースを落とさざるを得ません。他にも、台風が接近しているなどのように強風が吹きつけている場合も、安全を考えて工期が延びる場合が多いでしょう。

このように、なるべく天候不良になりやすい時期を避けることが、余計な費用をかけないポイントです。

5:自治体の助成金制度を活用する

自治体によっては、空き家対策として助成金制度を実施しています。

自治体により、助成金の額や条件が異なるのでよく確認しておきましょう。また、審査が必要になる場合もあるため、解体工事が始まる前に早めに申請することが大切です。

出典:老朽木造住宅除却助成(市政情報)|名古屋市

木造二階建ての解体費用の例3つ

前述したように解体費用は、建てられている立地や建築素材によって変わってきます。ここからは、木造二階建ての解体費用例を、都心と地方、またアスベストが使われていた場合の3つに分けて紹介します。

  • 都心の場合
  • 都心の場合
  • アスベストが使われていた場合

1:都心の場合

都心にある30坪の木造住宅を解体した場合、120万~160万程度が相場です。

都心の場合は近隣住宅との密集度が高いため、養生や足場の設置、重機が入りづらいなどの弊害があります。周辺への影響を考慮しながら工事を進めるため、日数も長くなり解体費用が高くなる傾向にあります。

2:地方の場合

地方にある30坪の木造住宅を解体した場合、100万~130万程度が相場です。

都心に比べ道幅が広いため重機の出入りがしやすかったり、近隣住宅との距離にゆとりがあるため作業がしやすかったりなどが理由です。解体後の廃棄物の運び出しも、比較的容易であるため工事期間が短くなり、同じ坪数でも解体費用が安く済みます。

3:アスベストが使われていた場合

30坪のアスベストを除去するために必要な費用の目安は、3万円~10万円程度が相場です。

アスベストの使用が工事途中で見つかってしまった場合、工期が延びてしまうため解体費用が大幅に追加されることもあります。数万円程度で事前に調査することも可能ですので、予算をオーバーしてしまわないように専門業者に確認を取っておきましょう。

出典:アスベスト対策Q&A|国土交通省

木造二階建ての解体費用をできるだけ安く抑えよう

木造二階建ての解体費用の内訳や、費用相場、費用を抑えるための方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

解体費用の相場は、地域や解体業者によっても異なりますが、相見積もりを取ることや助成金を利用するなどいくつかの方法があります。

この記事を参考に解体費用について理解を深め、解体費用をできるだけ安く抑えられるようにしましょう。

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