3つの種類別鉄骨造の解体費用相場を解説!安くするコツ3つも紹介

解体工事の費用について

鉄骨造の種類とは?

鉄骨造とは、柱や梁など建物の骨組みに鉄骨を用いた建造物のことです。S造と書かれることもあります。

木造建築に比べて頑丈なので、鉄骨造はビルやマンション、アパートなど比較的大きな建物で用いられます。また、一戸建てや工場、倉庫などにも鉄骨造のものは多くあります。

鉄骨造は、使用される鋼材の厚さによって、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類に分けられます。次に、この2種類について説明します。

軽量鉄骨造

軽量鉄骨造とは、厚さ6mm未満の鋼材で建てられた建物のことです。3階建て以下の住宅や倉庫などで用いられることが多いです。

事前に工場で製造した部材を現場で組み立てて完成させる方式で建てられることが多く、短い工期で安定した品質で仕上げることができます。そのため、重量鉄骨造に比べると建築費用を抑えることができます。

重量鉄骨造

重量鉄骨造とは、厚さ6mm以上の鋼材で建てられた建物のことです。鋼材が厚いため軽量鉄骨造より強度が高く、3階建て以上の住宅やマンション、工場などの大きな建物に用いられることが多いです。

建物の重さを柱と梁で支えます。重量鉄骨は軽量鉄骨に比べて柱や梁が太いので、建物を構成する鉄骨の本数が少なく空間を大きく取ることができるという特徴があります。そのため大きな窓や広い空間、吹き抜けをつくるなど、間取りの自由度を高めることができます。

鉄筋コンクリート造との違い

鉄筋コンクリート造とは、柱や梁などがコンクリートと鉄筋で構成された建物のことです。鉄筋で型枠を組み、その中にコンクリートを流し込み固めた構造を指します。頑丈なので、一般的に10階程度の中規模マンションなどに用いられることが多いです。

鉄骨造に比べると耐震性や耐久性、防音性などが高いことが特徴です。

3つの種類別鉄骨造の解体費用相場

建物の解体費用は、その構造によってある程度の相場が決まります。鉄筋コンクリート造のように頑丈な建物の解体費用は高く、木造のように比較的柔らかいものは安くなる傾向があります。

次に、鉄骨造の解体費用を種類別に紹介します。ただし、解体費用はあくまで目安であり、実際には建物の種類以外に立地や廃棄物の処理、解体の手間などによって費用は大きく変わるので注意しましょう。

1:軽量鉄骨造の場合

軽量鉄骨造の場合、解体費用は1坪あたりで2万5000円~4万円程度が相場です。例えば30坪の住宅の場合、その解体費用は80万円~120万円程度になります。

ただし、外壁材にALC版(へーベル版)が用いられている場合などは割高になる傾向があります。

2:重量鉄骨造の場合

重量鉄骨造は軽量鉄骨造に比べて頑丈なため、解体費用の相場はもう少し高く1坪あたり3万円~4万5000円程度になります。30坪の建物の場合、解体費用は90万円~140万円程度かかります。

こちらも、外壁材にALC板を用いている場合などには、さらに割高になります。

3:鉄筋コンクリート造の場合

鉄筋コンクリート造は、鉄骨造の建物に比べると頑丈なため、解体費用の相場は1坪あたり3万5000円~8万円程度とさらに高くなります。

例えば30坪の建物の場合、解体費用は100万円~240万円程度になります。

4つの建物別鉄骨造の解体費用相場

次に、建物の解体費用の相場について4種類紹介します。

解体費用の相場は、建物の構造と坪数で変わります。しかしこれらはあくまで目安であり、実際には、重機やトラックが入ることができる立地なのか、交通誘導員などの手配が必要なのか、廃棄物の処理が必要なのかなど、様々な要因で大きく費用は変わります。

また、地下室がある場合、地下の解体費用は地上階と同じなので、1階分解体費用が増えます。

1:1階建ての鉄骨造の場合

解体費用は基本的に建物の構造と床面積によって変わります。例えば坪あたりの解体費用が2万5千円程度として、15坪の1階建て鉄骨造であれば、建物の解体費用は37万5000円程度になります。

実際には、この解体費用以外にブロック塀など廃棄物の撤去費用などがかかり、それ以外の費用を合わせて60万円程度かかったケースもあります。

2:2階建ての鉄骨造の場合

2階建て鉄骨造で坪数が36坪の建物の場合、1坪あたりの解体費用が3万円弱であれば、建物本体の解体費用は94万円程度になります。

しかしそれ以外に重機代や庭木などの撤去費用などがかかり、総額で150万円程度になったケースもあります。

3:3階建ての鉄骨造の場合

3階建ての鉄骨造で坪数が133坪の建物の場合、1坪あたりの解体費用が2万円程度で、建物の解体費用は280万円程度かかります。

しかし、防塵シートや防音シートの設置、現場管理費などがかかり解体に370万円程度かかるケースもあります。建物が大きく頑丈な分、解体に手間もかかるため費用も大きくかかります。

4:車庫の鉄骨造の場合

車庫にはガレージ、カーポートなど様々な形があるので、費用もその種類によって大きく変わりますが、鉄骨造の場合だいたい1坪あたり2万円~3万円程度が解体費用の目安です。

例えば、鉄骨造13坪の車庫の場合、本体の解体費用や廃材の処分費、コンクリート土間の解体などの費用を合わせて31万円程度かかるケースもあります。

鉄骨造の解体費用を安くするコツ3つ

鉄骨造の解体費用は安いものではありません。大きく頑丈な建物になればなるほど解体の手間がかかるため解体費用は高くなります。

しかし、様々な工夫で解体費用を抑えることができます。次に、解体費用を安くするコツを4つ紹介します。

1:自分で片付けられるものは処分しておく

建物の解体費用の際に、建築物の所有者が残していった家具や家電、布団などの廃棄物を残置物と言います。解体業者がこの残置物をゴミとして処理しようとすると産業廃棄物の扱いになるため、高額な処理費用が発生します。

そのため、残置物が多いと処理費用のために解体費用が高額になることがあります。解体工事の前に自分で片付けられるものは自分で処分しておくことで、解体費用を安く抑えることができます。

ゴミで出せるものは地域のゴミ回収や粗大ゴミで出し、家電などは所定の料金を払って処分してもらいましょう。また、まだ使えるものであれば知人に譲ったりリサイクルに出すのも良いでしょう。

2:複数社から見積もりをしてもらう

業者に解体を依頼する際には、複数の会社から見積もりを取りましょう。見積もりを一社だけにすると、その見積もりが高いのか安いのか判断が難しいですが、複数の見積もりを取ることでだいたいの相場を知ることができます。

インターネット上で複数社に一括で見積もりを出してもらうサイトなどもあるので、それらを利用するもの良いでしょう。

しかし、見積もりが安いからと言ってすぐに業者を決めるのは避けましょう。見積もりが安いと思ったら後で別途費用がかかると言われて、結果的に解体費用が高くなる場合もあります。

現地で丁寧に調査を行った上で見積もりを取っていること、見積もりの項目が細かく丁寧に内訳が書かれていること、質問に対してきちんと答えてくれることなどが業者を決める際のポイントです。

3:補助金を利用する

自治体によっては、家の解体工事に対して補助金や助成金を出しているところがあります。補助金の内容は、上限付きで解体費用の半額が補助されるところや、3分の1程度の額が補助されるところなど様々です。

解体工事への補助金がない自治体もあるので、まずは自分が住む自治体のホームページや役所の窓口などで、補助金や助成金の有無について確認してみましょう。

鉄骨造の解体費用の相場を知ろう

鉄骨造の建物は木造に比べて頑丈で大きな建物が多いため、木造の建物に比べて解体費用が高くなります。鉄骨造の種類によって解体費用が違いますが、実際には建物の構造や坪数、建物の状態や周辺環境などによって大きく変わります。

解体工事が始まった後に地中に埋蔵物が見つかるなど、後から追加で費用がかかることもあります。

解体費用の資金繰りも含めて、解体工事は計画的に進めることが大切です。解体費用の相場や費用を抑えるコツを知り、できるだけ安く解体工事を行いましょう。

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